2018年秋冬シーズンテーマ “VAGABUNDOS DEL CARNE”。ROARKクルーが向かった先は、アンデスの山々がそびえ立つ南米の国「アルゼンチン」。
広大な大草原とアンデスの山々がそびえ立つ南米の国「アルゼンチン」。予測不可能な天候の中、北パタゴニアからスタートした旅は、アンデスの山々、氷河湖、大草原パンパ、伝統的な牛の放牧地がある広大な国土を体験する旅となりました。遊牧民から提供された子羊の肉をむさぼり、コロラド川で魚を釣り、アンデス山脈を登り、山小屋に滞在し星を眺め、パタゴニアが生み出す文化や歴史に触れインスピレーションを得たのでした。コレクションの完成へと至った2つのプロダクトストリーをご紹介します。
01、“ESTANCIA RINCON GRANDE,ARGENTINE STEPPE & RIOS”
アルゼンチンとリオの大草原、「エスタンシア・リンコン・グランデ」
リオネグロからアルゼンチンに広がる大草原牧場「エスタンシア・ランチ・グランデ」から旅は始り、放牧地に移動し南米のカウボーイ(ガウチョ)の生活や牧草での体験から牧場の服装やガウチョポンチョ、メリノウール収穫の仕方、地域独特の柄を学びました。大草原の褪せた黄金色の風景が、リオに入るとインディゴの色が入り鮮やかになりました。星空の下キャンプを張りアルゼンチンの肉料理やパタゴニアのニジマス・ブラントラウトを釣り、思う存分食べ、良く肥えたアルゼンチンの土地から今シーズンのヒントを得ました。
02、“REFUGIO FREY & THE SOUTHERN REGION”
レフヒオ・フレイと南部地域
アンデス山脈バリローチェ郊外、レフヒオ・フレイの湖にある尖塔のような大聖堂に囲まれた小屋を拠点に雪の中ハイキングやスプリットボードツアー、キャンプを行いました。この体験でヒントを得てストレッチ素材、熱品質や性能重視のアウターが生まれました。絶滅した「ティエラ・デル・フエゴ族」の物語からはボディペイント柄、70年代の軍人からはカモフラージュ柄、山脈の自然からは高原植物の緑、粘板岩の茶色、青や黄金に光る空気、機能的デザインや美意識に関する複数コンセプトをインスピレーションを受けました。
この2のプロダクトストリーが反映された、2018年秋冬シーズンのコレクションは随時公開されます。
“VAGABUNDOS DEL CARNE” 2018 FALL/WINTER COLLECTION